一人暮らしの野菜と肉の上手な保存方法 冷凍保存を活用して上手に節約

自炊術

自炊するために買ってきた食材が、食べきれずに傷んでしまった、、なんてことはないでしょうか。
買ってきた生の食材って、冷蔵庫で保存しても意外とすぐ傷んでしまいますよね。
スーパーで買う時に特売品とかを探して買っても最後に食材を捨ててると、なかなか節約にもつながりません。
そこで今回は、買ってきた食材をできるだけ長持ちさせる保存方法について見てみたいと思います。

一人暮らしの食材保存方法 野菜編

全ての野菜が冷凍保存が良いわけではない

食材を長持ちさせる方法というと、「冷凍保存」、が第一に思い浮かびますよね。
でも、野菜は冷凍すると水分が凍って膨張することで細胞が壊れるため、解凍したとき水っぽくなってしまうことが多いのです。そのため、水分が多い野菜や生で食べる野菜には向いてないということが言えます。
すべての野菜が冷凍保存に向いているわけではないのです。
また、野菜ごとに食べる時に美味しく食べれる保存方法が少し違ったりするので、野菜の種類別に適した保存方法を見ていきたいと思います。

冷凍保存しない方が良い野菜

冷凍保存しない方が良い野菜は、前述のとおり①水分が多い②生で食べる、野菜になります。

・レタス
・きゅうり
・ベビーリーフ
・トマト
・ジャガイモ
・サツマイモ
・大根
・キャベツ
・セロリ
・玉ねぎ

などになります。
ただし、大根、キャベツ、セロリ、玉ねぎ、などといった野菜は調理して食べる食べ方だと冷凍保存しても大丈夫です(逆に味が染み込みやすくなっておいしくなることも)。
また、大根は大根おろしであれば、冷凍保存しても大丈夫です。
食べ方次第で保存方法が変わるということですね!
下に書いている、常温保存した方が良い野菜、以外は普通に冷蔵庫保存が良いです。この時、100均とかで売ってる「野菜が長持ちする袋」などを使うとより長持ちします。
ジャガイモやサツマイモも、茹でて食べる食べ方には冷凍保存は向いてませんが、炒めて表面をカリっと揚げたりする調理法だと冷凍保存しても美味しく食べれます。

常温保存が良い野菜は?

冷凍保存しない方が良い野菜のうち、常温保存が向いてる野菜は以下になります。

・玉ねぎ
・ジャガイモ
・サツマイモ
・にんにく

玉ねぎは非常に不思議な野菜で、夏場に常温保存しておいても1か月くらいは腐りません。外側の皮が中身を守ってくれているのです。
にんにくは玉のままなら常温保存が良いですが、おろしにんにくや、みじん切りは冷凍保存が適しています。小分けして冷凍保存すると使う時便利です。
ジャガイモとサツマイモは常温保存がよいのですが、夏場は温度が高すぎて傷んだり、芽が出やすくなったりしますので冷蔵庫での保存がよいのです。
ただし、温度が低すぎると傷んで不味くなるので野菜の保存室に入れるか、新聞紙でくるんで保存するなど一工夫が必要です。

冷凍保存が向いてる野菜

冷凍保存に向いてる野菜は、以下の通りです。
・ほうれんそう
・ブロッコリー
・キノコ類
・ナス
・ショウガ
・大根、キャベツ(調理用にする場合)
・とうもろこし
・パプリカ
・インゲン
・アスパラ
・ごぼう
・枝豆
・ネギ(千切り)
・玉ねぎ(スライスやおろしたもの)

上でも書きましたが、キャベツや大根、ネギ、玉ねぎなどは調理用として使う場合は冷凍しても大丈夫です。

野菜ごとの保存方法

では、次に上手な保存方法、野菜ごとに見ていきます。

じゃがいも・さつまいも

生のジャガイモ・サツマイモは常温保存が基本です。新聞紙などでくるんでなるべく涼しく風通しの良いところに置いておくと室温でも3~4か月は持ちます。ただし、夏場は芽が出やすくなってしまうので、野菜室へキッチンペーパーや新聞紙で使う数ずつくるんで保管すると長持ちします。生のジャガイモ・サツマイモは冷蔵庫保管をすると、低音障害によって傷みが早くなってしまうことがあるので、冷やしすぎに注意し、夏場はなるべく早く使うようにするのが正解です。
また、ジャガイモ・サツマイモは常温保存が基本ですが、用途を限ると冷凍保存しても美味しく食べることができます。皮をむいて短冊切りなどに切ったジャガイモ・サツマイモはキッチンペーパーで軽く水分を拭きとってから冷凍保存してフライや炒め物に使うとよいです。

キノコ

キノコは生でも割と長持ちします。買ってきて1週間~10日くらいなら冷蔵庫保管しても大丈夫ですが、冷凍保存すると更に長持ちするようになります。また、キノコは冷凍することで細胞膜が壊れて栄養が吸収しやすくなる、とも言われているので、冷凍保存に向いてる野菜と言えるでしょう。私はキノコ大好きなので、安く売ってるのを見かけたら沢山買って冷凍保存するようにしています。

↓100均で売ってるフリーザーバッグがお得で便利。↓キノコって暖かくなると、鍋のニーズが減るからなんでしょうか、時々激安価格で売ってることがあるんですよね。そういう時はまとめ買いしてきて冷凍します^^。この時はシメジ、マイタケ、エノキが安かったので買ってきました。↓こんな感じでキノコミックスみたいにして冷凍しとくとすぐ使えてよいです。

長ネギ

長ネギは、調味料として常備したい野菜ですが、そのまま冷蔵庫保存すると意外と持ちが悪いので、すぐ食べない分は冷凍保存がおススメの野菜です。
冷凍保存するときは、小口切りやみじん切りにするのが良いでしょう。
一方で斜め切りとか千切りで、ネギの食感を楽しむ食べ方の場合は冷凍保存しない方がよいです。

↓凍らせるときのコツは少し凍ったときにほぐしておくことです。そうすると、凍ったときにこんな感じにパラパラになって使う時便利です。

ショウガ

ショウガは、いっぺんに使いきれなくて気づいたら干からびてたり、黒ずんでしまったりすることの多い野菜じゃないでしょうか。千切りとかみじん切り、すりおろしにしたりして保存しておくと長持ちします。

↓千切りにして冷凍した時のものです。凍らせると香りとかが抜けずに保存できます。ショウガも、凍らせる途中で少しほぐしておくとパラパラになって使いやすくなります。

大根

大根もシャキシャキした歯ごたえを楽しむ生で食べる食べ方をするなら冷凍保存はやめた方がよいです。一方で、ブリ大根とかおでんの具とか、煮物やスープの具にする場合には冷凍保存が適しています。また、大根おろしも冷凍保存が適していて、小分けにして冷凍保存すると使いたいときすぐ使えて大変便利です。

↓この時は大根が一本120円となぜか激安だったので買ってきました。ちょっと前まで1本400円近くしてたこともあったんですけどね~・・・ ↓皮をむいて短冊形に切りまして保存です。

↓これもフリーザーバッグに入れて保存。こうしておくと、ちょこっと使いたいときとかにすぐ使えて便利。1か月以上は問題なく使えます。

小松菜

小松菜は一旦かるく茹でてよく水を切ってから冷凍保存、もしくは、生のまま冷凍保存もできます。茹でると栄養素が流れてしまうので、私のおススメは生のまま冷凍保存です。冷凍保存した小松菜は解凍すると適度に柔らかくなっていてそのままお浸しとかに使えます。

↓小松菜も値段の上下が結構激しいですよね。この時、一袋98円とお得だったのでまとめて買ってきました。

↓泥がついてたりするので、袋から出したら良く洗い(特に根本の部分)、食べやすい大きさに切ってフリーザーバッグに入れて冷凍します。

こうしておくと、味噌汁にちょこっと入れたりするのに非常に便利。

キャベツ

キャベツは季節の変わり目には値上がりすることがありますが、大体安くて栄養価もあって体に良いので、一人暮らしの自炊の強い味方と言えるでしょう。値段が高騰してる時以外、キャベツはなるべく切らさないようにしておきたい野菜の一つです。

キャベツは丸ごとの状態だと結構持ちの良い野菜で、丸ごと袋に入れて冷蔵庫保管すると1か月くらいはそのままでも大丈夫です。表面が少し黒ずんだりするものの1~2枚剥けば、中は新鮮な状態だったりします。ですので、キャベツを買う時は、なるべく外側の葉を剥かずに買ってくるのがおススメです。外側の葉っぱでくるんで、袋に入れて冷蔵庫保管する、というのが長持ちさせるコツと言えるでしょう。

キャベツは、半分とか四分の一とかにカットされたのも売ってますが、丸一個買ってくるのが一番お得です。ただ、大きいキャベツになるとかなりのボリュームで、長持ちするとは言え食べきれなかったりしますよね。

冷凍してしまうと解凍しても生では食べれる状態にならないですが、繊維質が崩れているので調理用には向いてます。

ですので、キャベツを丸ごと買ってきたら、半分とかにカットして生で食べる用の分は冷蔵庫保管して、調理用の分は冷凍保管する、というのが一番無駄なく使える保存方法です。

また、キャベツは切ってしまうとめちゃくちゃ傷みが早い野菜です。切った表面がすぐ黒ずんでしまうので、千切りとかの作り置き、というのは避けた方が良いです。

もやし

もやしは、一袋30円前後と一人暮らしの節約生活に強い味方ですよね。ただ、もやしは、非常に傷みやすいのが悩みどころです。生のままだと1週間は持たない感じです。

もやしの保存は、

①水を張った容器に入れて冷蔵庫保存(水は毎日取り換え必要)

②一回茹でてから冷蔵庫保存

③良く水気を切ってから生のまま冷凍保存

の3種類です。①は冷蔵庫の中で場所をとるのと水を変えないとやっぱりすぐ傷んでしまうので面倒です。また、面倒な割には結構すぐダメになっちゃう感じなのであんまりおススメできない感じです。②が一番簡単ですが、それでも1週間くらい持つかどうか、という感じです。

③は味噌汁とかに入れるのにはよいですが、シャキシャキ感がなくなってしまうので炒め物とかには向いてないかなと思います。

というわけで、もやしはどうやっても傷みやすい野菜ですので、小まめに買ってきて、なるべく早めに使い切る、というのが正解でしょう。

もやしは、今はコンビニでもスーパーとほぼ同じ値段で売ってますので、必要な時にはコンビニで必要なだけ買ってくる、というのも手かなと思います。

一人暮らしの食材保存方法 お肉編

まとめ

一人暮らしで自炊を極めて節約するためには、食材の保存方法をマスターしておくのが結構大事です。食材ごとに保存方法が微妙に違ったりするので、知っておくとためになります。

今回の記事が多少なりともお役に立てればうれしいです。

ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました