鶏むね肉は安くて、脂質が少なくてたんぱく質が多い食材です。
筋トレやダイエットをする人にはおなじみの食材なんじゃないでしょうか。
今回は、焼肉のたれを使った鶏むね肉をがっつり食べれるレシピです。
【初心者向け】孤高の自炊レシピ 焼肉のタレで作る鶏むね肉のやわらか洋風ステーキ
材料
鶏むね肉:1枚(200g~300g)
焼肉のたれ:今回は「わが家は焼肉屋さん」を使いました。
七味唐辛子
塩
作り方
皮をむく
皮はとります。
広げる
今回はかなり分厚いむね肉だったので広げました。ただ、これはやらなくてもOKです。
塩を振って水抜きをする
塩を振って水分抜きをします。これは重要なポイント!!
これをやると、たれに漬けた時に味が良くしみるのと、鶏むね肉の水分を適度に抜くことで焼く時に焼きやすくなります。このひと手間で断然変わってくるのでこの工程は絶対に省かないでください。
↓塩を振って30~1時間くらい冷蔵庫で置いておくと、こんな感じでかなり水分が出てきます。
水分を拭きとる
浮き出てきた水分をキッチンペーパーで良く拭き取ります。裏表しっかり拭きましょう。 こんな感じで、水分が適度に抜けてかなりしっとりした感じになります。
焼肉のたれに漬ける
水分を抜いたお肉を焼肉のたれに漬けていきます。味見をしたら、このたれ、ちょっと辛みが足りない感じがしたので七味(もしくは一味でも良いと思います)を混ぜました。辛くない方が良い型は入れなくても良いです。そこへむね肉を漬けていきます。少しもんで馴染ませます。上に落としラップをするとまんべんなく漬けやすくなるので、軽く蓋をするようにラップをしたうえで冷蔵庫へ1時間~一晩保管します。
タレを水で流す
こちら一晩漬けおいたものです。大分色が変わって良く染み込んでそうです^^ここも重要ポイントですが、たれをつけたまま焼いてしまうと、すぐ焦げてしまいます。じっくり焼く必要があるので、それを避けるために表面についてるタレは水で流します。
と言っても、水道の蛇口でジャブジャブ洗うのではなく、コップに入れた水で表面をサラっと流す感じです。流した水はそのままたれの器に入れて、蒸し焼きにする時に使います。
表面を流したらキッチンペーパーでよく拭きます。余計な水分がついてると焼きにくくなるので良く拭きとります。
むね肉の表面に焼きを入れる
ではいよいよ焼きに入ります。油(なんでもOK)を小さじ1くらいフライパンにひきます。そこへ火をつける前に肉を並べます。肉を入れてから弱火でじっくり焼いていきます。裏表弱火で1分ずつ何度かひっくり返しながら焼いて、少し表面に焦げがつくくらいにします。弱火で焼くのがポイントです。強火でやってしまうと水分が出てしまい固くなってしまいます。弱火でじっくり中まで火を通していくイメージです。
たれを入れて蒸し焼きにする
何度か裏返して表面に焼き色がついてきたら、先ほど肉を洗った時の水で薄まった焼肉のたれを投入していきます。この時、もしフライパンに焦げがついていたら、たれを入れる前に軽く洗ってください。そのまま弱火で蒸し焼きにしていきます。焼く時間は5~10分くらい。
いい感じに仕上がりました!肉がプリプリしてたら中まで火が通ってます。このくらいの厚さでも5分蒸し焼きにすると中まで火がちゃんと通ります。
このたれは食べる時に肉にかけて食べます^^
盛り付け
では、お肉を盛り付けます。 食べやすい大きさに切っていきます。イヤーいい感じです。しっとり柔らかく仕上がってます。
お皿に盛りつけてたれをかけて完成!柔らかくしっとりしてて、しかもタレが良くしみててめっちゃおいしいです^^!
このステーキが良いのは、焼きたても美味しいですが、冷蔵庫に冷やして置いても美味しく食べれる点です。牛のステーキだとこうはいかないですよね。酒のつまみにもなるし、朝食の時にパンにはさんでサンドイッチにしたりしても美味しいです。火をしっかり通してあるので冷蔵庫保管しておけば数日は美味しく食べることができますので作り置きにも最適です。
材料費
鶏むね肉ひと切れ(300g)が250円くらい、焼肉のたれが50円分くらい、という感じなのでトータル300円前後という感じの材料費です。これでメインのおかずとして2食分くらい、おつまみとしてなら、数日分くらいの量なので圧倒的なコスパですね。
まとめ
鶏むね肉って、手を抜いて焼こうとすると、水分が抜けすぎて固くなっておいしくなくなってしまうのですが、今回みたいに塩で水分を抜いてから味付けして、じっくり弱火で焼くと驚くほど柔らかくて美味しくなります。若干手はかかりますが、作り方自体は難しくないので初心者向きと言えると思います。是非お試しください!
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