一人暮らしで自炊をすると、面倒なのが食器洗いじゃないでしょうか。
料理を作るのは、前向きな作業なので楽しくやれるものの、片付けは面倒ですよね。
しかも、流しに洗い物が溜めってしまうと洗い始めるのが億劫になってしまいます。
洗い物が面倒なのが自炊をやめてしまう原因の一つだったりするようです。
今回は面倒な洗い物をできるだけ減らして簡単・ラクチンに済ませる方法を解説いたします。
一人暮らしの自炊術 めんどうな洗い物を簡単・楽チンにする方法とコツ
食洗器ってどうなの?
まず最初に書きますと、今回のご説明では食洗器は使わない前提で解説していきます。
というのも、私の住んでる家では食洗器を置く場所がないんですよね~( ;∀;)。食洗器にご興味ある方は検索すると沢山記事が出てきますので他を当たっていただければと思います。
因みにですが、私も食洗器は使ったことはあります。昔住んでたところは丁度置くスペースがあったので、一人暮らし用の小さ目の食洗器を買ってみましたが、小さくて全然物が入らないし、うるさいし、お手入れが意外と面倒、、で、使うのやめてしまいました。一人暮らしくらいの食器の量だったら食洗器っていらないかな~、というのが正直な感想です。
というわけで、手洗いを前提にしたコツなどをご説明していきます。
調理器具は料理をしながら都度洗うのが基本
最初に料理中の洗い物です。
料理をしてる最中に出てくる調理器具の洗い物、これは料理をしながら洗って片づけていくのが基本です。料理が終わった時に流しに洗い物が残っていない状態、これが理想です。これができると料理もやりやすくなりますし、料理が終わった後流しに洗い物が山になってると片づけるのが余計面倒になってしまいます。
では、これをやりやすくするコツを見ていきたいと思います。
できるだけ余計な調理器具を使わないようにする
まずは、調理をする際になるべく余計な小皿とか容器とかを使わないようにすることです。
たとえば、肉を切ったら買ってきた発泡スチロールのトレーの上にのせたり、野菜は切ったらそのまま鍋やフライパンに入れるようにしたり、など、ちょっと気を付けるだけで大分洗い物を減らすことができます。
料理番組とか見てると、調味料を小皿に出しておいたり、材料をパットに並べて置いたり、料理途中のものをパットに取り出したり、とにかく、洗い物が増えるやり方をしてますが、そういうところはマネしないようにしましょう!
調理台の上をキレイにすることを心掛ける
そして、料理中は調理台の上には材料以外の余計なものを置かないようにしましょう。そもそも、一人暮らし用のキッチンで調理台にそんな余裕はないかもしれませんが、、
調理台の上に余計なものを置いておくと、調理がしにくくなる分余計な洗い物が増えてしまう原因になったりします。調理台の上にはスッキリキレイに何も置いてない状態で料理をはじめましょう。
使い終わったらすぐ洗って元の場所に戻す
例えばスープとか汁ものを作るときは、①材料の野菜や肉を取り出して洗ったりする②まな板と包丁を使って切って鍋へ入れていく③全部鍋に入れ終わったら火にかけて煮込み始める、みたいな工程になりますが、②が終わったら、まな板と包丁は洗ってしまう、みたいな感じです。
炒め物ならフライパンやターナーは、調理が終わって料理を皿やタッパーへ移し終わったらすぐあらう、という感じです。
洗い終わったら、もう一度使うものであってもいったん元の場所に戻すのがコツです。
意外と調理器具の洗い物は気を付けてればできる
という感じで、料理の際の洗い物のコツを書きましたが、意外と料理をしている最中の調理器具の洗い物は気を付けていればできるものです。これは料理という作業(仕事)をしていると、気持ちがお仕事モードになってるので、「やらなくてはならない仕事に洗い物を追加」するようなイメージで考えると、結構できてしまうのです。
むしろより面倒なのが、次の、「食事の後の洗い物」、になります。
一人暮らしの自炊術 めんどうな食器洗いを簡単・楽チンにする方法とコツ
食べ終わったらすぐ洗う
食事が終わったときって気持ちが「お休みモード」になってるので、ここから再度お仕事モードに持って行くのが結構できなかったりするんですよね。ただ、2食分くらい洗い物を流しに溜めてしまうとそこから洗い始めるのはさらに面倒です。できるだけ気持ちを切り替えて食べ終わったらすぐ洗う!これをやるようにしましょう!
食器洗いのコツ
では、食器洗いのコツを見ていきます。
洗い物を分類して、洗う順番を考える
洗い物をするとき、重ねたものを上から順番に洗っていく、という方も多いかもしれませんがこれは皿洗いの効率が悪くなる原因の一つです。
汚れのひどいものを先に洗ってしまうと、スポンジが汚れるので、その汚れを落としてから再度洗剤を付けて次のものを洗う、という余計な作業が一つ増えてしまいます。ですので、汚れが少ないもの、水洗いでもOKなもの、から洗っていき、次にそこそこ汚れてるもの、の順番で洗って、最後に油汚れのひどいものを洗うようにすると、余計な作業を減らすことができて効率的なのです。
ひどい汚れは水で流す又はキッチンペーパーで拭き取る
また、油汚れのひどいもの、ソースとかがべったりついてるお皿、などは、洗う前に水で余計な汚れを落として置く、または、キッチンペーパーで拭いておく、ということをやると洗い物の作業が効率的になります。
汚れのひどいものをそのまま重ねない
また、汚れのひどいものを重ねてしまうと、食器の裏面にも汚れがついてしまって余計な洗い物が増えてしまいます。汚れがひどいものを重ねる時は、水で流したり、キッチンペーパーで拭いたりしてから重ねるようにしましょう。
スポンジの使い方のコツ
スポンジの使い方のコツは、まず水でよく濡らしてから洗剤を垂らして何度か揉んでスポンジ全体に洗剤をなじませてから洗い始める、ことです。少量しか洗剤を垂らさず洗い始めたり、スポンジ全体になじませずに洗い始めたりすると、すぐに洗剤がスポンジからなくなってしまい、余計な作業が増えたり余計な洗剤を使うことにもつながります。
すすぎ方のコツ
次にすすぎ方のコツですが、洗剤で洗ったらすすいで、ということを食器一つずつやるのではなく、まとめてやるようにします。
まず蛇口から少量の水を流しっぱなしにします。
そして、洗剤を付けたスポンジで食器を洗ったら、蛇口の下に置いて水を当てていくようにします。そしてその上に次に洗ったものを重ねていくようにします。カトラリーなどの小物類は洗剤で洗った食器にたまった水の中に、入れていくようにします。そのような要領で洗っていくと、全部の食器を洗剤で洗い終わったときに、大半の洗い物がある程度水で洗剤を落とした状態になっていますので、この状態ですすぎを始めると短時間ですすぎを終わらせることができます。
洗い終わったらすぐ水を切りをしてから拭いて片づける
そして、洗い物が終わったら水切りをして、なるべくすぐにフキンで水を拭いて棚などの所定の場所にしまうようにします。
洗い物が終わってそのまま放置すると、またしまうのが面倒になってしまうので、一連の作業として一気に終わらせてしまうのがおススメです。
まとめ
いざ料理を始めようとしたとき、流しにお皿が残っていたりすると、皿洗いから始めなくてはならなくなるため料理をし始めることが面倒になってしまいます。
上で述べたような流れで作業をすることができると、常にキッチンがきれいな状態になりますので、次に料理をする時気持ちよく始めることができるようになります。
自炊はいかに気持ちよく、楽しく料理をすることができるか、そして面倒な片付けを最小限に済ませることができるか、が重要ですのでご参考にしていただければと思います。
以上お読みいただきありがとうございました。
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